動物の命をいただくことに感謝

世界のトップシェフたちの間では、1頭の動物の生命をいただくことに感謝し、鼻先から尻尾まで食べつくす「Nose To Tail(ノーズトゥテイル)」というコンセプトが話題になっています。 どうしても希少部位や売れ筋の部位だけに注目が集まり、受給のバランスが崩れてしまう 「いわて短角和牛」において、1頭から取れる様々な部位をバランスよく出荷出来るようになれば生産頭数を増やすことができます。これが形になった時、岩手の食文化に深く根付き、山を守り、自然と調和する「いわて短角和牛」を持続的に生産出来るようになります。

噛むほどに味わい深い赤身肉

「いわて短角和牛」の肉質は、余計な脂がない赤身肉です。脂肪分が少ないため霜降りはほとんどなく、旨みの元となるアミノ酸が黒毛和牛よりも多く含まれ、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がります。口の中が脂で被われると味覚を感じにくくなりますが、「いわて短角和牛」は脂の割合が少ないヘルシーなお肉なので、豊富な旨みをよりダイレクトに味わうことができます。  日本の牛肉の等級(ランク)は歩留(A~C)と肉質(1~5)で決められ、その中でも肉質には脂肪交雑(脂肪の入り方)や脂肪の色が評価軸に入るため、脂肪分が少ない短角和牛はこのランクでは低く見られてしまいます。しかし、旨み成分であるアミノ酸が豊富で味わい深く、健康的な牛肉なのです。

国内で流通する牛肉の1%以下と言われる貴重な肉

現在、日本国内で「和牛」として定められている品種は①黒毛和種、②褐毛和種、③無角和種、④日本短角種の4種類あり、「いわて短角和牛」は日本短角種に含まれます。岩手県は日本短角種の生産が日本一ですが、その流通量は国内で流通する牛肉の1%以下と言われる貴重な肉なのです。伝統的な生産方法と、岩手の自然が、 赤身にしっかりとした旨みのある「いわて短角和牛」を生み出しています。

「いわて短角牛」の魅力を一人でも多くの方に知っていただき、食べていただけるよう願っています。

「いわて短角和牛」の肉質は、とろけるような霜降りとは異なり、余計な脂がない赤身肉です。 旨みの元となるアミノ酸が黒毛和牛よりも多く含まれ、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がります。 口の中が脂で被われると味覚を感じにくくなりますが、「いわて短角和牛」は脂の割合が少ないヘルシーなお肉なので、豊富な旨みをよりダイレクトに味わうことができます。 自然放牧で育ち健康的に育った肉を 是非ご賞味下さい。